第3文型までは動詞の種類で文型が決まる

あまり英会話の学習では必要ないかもしれませんが、英文法を勉強するのに最も大切な「動詞の種類でその後ろが決まる」ということを勉強してみたいと思います。

よく、長文読解の得意な人に、コツを教えて下さいと質問すると、「いかに早く動詞をみつけるかです。」という言葉が返ってきます。

「英文は動詞がメインだからなんだろうなぁ」と予想は出来る訳ですが、そのへんが曖昧なままだと英語力が伸びませんので、整理してみたいと思います。

英文法の初歩の初歩なので、文法得意な人は読み飛ばしちゃっていいかもです。

では本題に・・・

英語の文型って全部で5つにまとめられてるじゃないですか!!

あれって、英語のフレーズを丸暗記すると終わりがなくて効率が悪いので、ルールをパターン化して5つにまとめたものなんですね。

副詞とか、助動詞とか、接続詞とか、前置詞+名詞とか、英文を複雑にしているものを全て取っ払ってシンプルにまとめたら5つだったって感じなんでしょう。

たぶん・・・

文型はどれも

S + V

までは同じです。

その後ろに来るものは動詞の種類によって決まります

例えば

I usually walk to school with him. (私はたいてい彼と一緒に歩いて学校へ行く。)

この英文を分解すると

主語+[副詞]+動詞+[前置詞+名詞]+[前置詞+名詞]

こうなります。

文型では「副詞」や「前置詞+名詞」は無視して考えるので。

「SV」となり第1文型です。

また、この例文に使われている動詞「walk」は「自動詞」です。

「自動詞」の後ろには「前置詞をつけないと名詞は置けない」ので、「to~」「with~」と名詞の前に前置詞が入っているのですが、裏を返せば

動詞が自動詞だったらSV(第1文型)のかたちになるってことです。

これを覚えるだけでも

名詞の前に前置詞が「付く英文」と「付かない英文」の区別が付くようになります。

私はこれだけでも、かなり英文に強くなりましたよ!!

じゃあ、ここで前置詞がなくても後ろに直接名詞を置けるパターンの英文を見てみましょう。

I eat bananas in the house.(私は家でバナナを食べます。)

主語+動詞+目的語(名詞)+[前置詞+名詞]で、SVO(第3文型)です。

この例文に使われている動詞「eat」は目的語が無いと英文として成立しないタイプの「他動詞」です。

つまり

動詞が他動詞だったらSVO(第3文型)のかたちになるってことです。

最後に「be動詞」が来る英文をみてみます。

She is my teachar.

「be動詞」の後ろに来るのは補語(記号だとC)です。

ですのでかたちは

主語+動詞+補語 となります。

「be動詞」が使われている英文は、SVC(第2文型)ということです。

※一般動詞でも後ろに補語が来る特例あり。look(に見える),become(になる)などSとCがイコールになる一般動詞。

と言うことで、少なくとも第3文型までは

自動詞、他動詞、be動詞(SとCがイコールになる一般動詞)のどれか?

で文型が決定します。

第4文型と第5文型は、他動詞とか自動詞とかのくくりでは決まりませんが、

第4文型には「SVOO」、第5文型には「SVOC」という語順に出来る動詞が存在します。

これらは数が少ないので理屈抜きに丸暗記しちゃって言いと思います。

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