今回はストレートなニュアンスを和らげることができる「kind of」を覚えます。

 

例えば

 

買い物中に価格を聞いて

That’s expensive.   高いよ!

 

これに「kind of」を足すと、ニュアンスが和らぎます。

That’s kind of expensive.   ちょっと高いですね。

 

もう1つ

 

That's strange, don’t you think?    おかしいと思わない?

That's kind of strange, don’t you think?  なんとなくおかしいと思わない?

 

このようにストレートな物言いを、日本語で言うと「ちょっと」「なんとなく」みたいな感じで和らげることができます。

 

でも、私達の教わってきた「kind of」というか、「kind of」のイメージって「種類」ですよね?

私だけかな???

ま、そういうことにして話を進めると、

 

That’s kind of expensive.   それは高い種類・・・みたいな感じになります。

 

意味がおかしいので、何かしら他のニュアンスがあると予想はできると思いますが、頭に「種類」があると、こんなイメージになりがちです。

 

「kind」は親切という意味だけでなく、種類とか性質とかの意味があるということと、やはりこのようなフレーズを多くみてるからでしょうね。

 

飛行機の中でCAさんとの会話で良く出てくるフレーズ

What kind of drinks do you heve?   どんな種類がありますか?

とか

何という種類か尋ねるときなど

What kind of fruit is this?   これは何という種類の果物ですか?

このようなフレーズです。

 

ですが、今回の記事で書いた「ちょっと」とか、「なんとなく」みたいな使い方が出来ることを覚えておくと、一歩、英語ペラペラに近づけます。

 

若い娘がつかう「何気に」って言葉はこれにあたると思います。

 

I kind of like it.   何気に気に入ったわ。

This hamburger looks kind of great.    このハンバーガー何気においしそう。

This restaurant looks kind of expensive.    このレストランちょっと高そう。

 

ちなみに口語の場合「kind of」はアメリカでは、”kinda”と短縮されることがあるので、あわせて覚えておいてください。

 

kind of がなまって”kinda”になったらしいです。

 

そう、それと、もう1つ

 

「kind of」は相づちとしても使われます。

 

Yeah, kind of.

とか

Kind of.

 

で、「そうねぇ」「まあね」のように曖昧な返事が出来ます。

 

日本語で言うところの「お茶を濁す」感じです。

 

忙しいときとか、何かに集中しているときの返事がこういう感じですかね。

 

Do you hear me?   分かってるの?(聞こえてる)

Yeah, kind of.   ん?うん・・・

 

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