「be動詞+形容詞」+ that節


tanabata

今回は、「be動詞+形容詞」+ that節を使った文を勉強します。

一般的に、従属接続詞“that”を使った文は

I think that ~. (私は~と思う)

I know that ~.  (私は~だと知っている。)

のように、“感情を表す動詞”の後ろ目的語の位置 )に「that節」をおきました。

※that節はひとかたまりで名詞節なので、目的語になれる。

この形が基本なのですが、「悲しい」とか「うれしい」とか表現する時はどうすればいいのでしょうか?

うれしい、悲しいは、動詞ではなく形容詞です・・・・さて・・・

このようなときは、で動詞の位置に「be動詞+形容詞」を入れることができます。

動詞の位置に「be動詞+形容詞」が入るだけなので難しく考える必要はありませんが、文法書によると特例なんだとか。

何が特例かというと、

be動詞+感情を表す 形容詞

の形だけ特例で前置詞なしで形容詞の後ろにthat節を入れることが出来るってところらしいです。

ネイティブは、be動詞+感情を表す形容詞 を、動詞のような感覚で使ってるんでしょうね。

ちなみに、このときのthat節は名詞節ではなく副詞節となりますので、この位置に名詞を置けるという意味ではありません

「感情を表す動詞」 を「be動詞+感情を表す形容詞」に置き換えることができるとだけ覚えればOKです。

例えば、前回の記事で使った例文をみると・・・

I’m sad that he can’t come today.  (私は彼が今日来れないのが悲しい 。)

I’m glad that he come today.(私は彼が今日来ることがうれしい 。)

形容詞は

“sad”“glad”といった「感情を表す形容詞」が使われていますね。

両者に共通しているのは「感情を表す」というところです。

「動詞」なのか?「be動詞+形容詞」なのか?の違いだけです。

※1英文に動詞は必ず1つ必要なので、形容詞を使う場合はbe動詞が必ず必要です。

そして、ここで謝らなければならないことがあるのですが、以前

“bad”という形容詞を使った間違った例文を書いてしまいました。

これ、実は間違いであったことに気づいたのですが、なぜかというと

従属接続詞 that に使える、動詞、形容詞は

「感情を表す」ものに限られる訳ですが、だからといって

「感情を表す言葉」なら何でも必ずthat節を取るとは限らないんです。

つまり、感情を表す言葉でも、that節が使えない動詞や形容詞があるということです。

使える

使えない

は覚えるしかないのですが、私はここをしっかりおさえていませんでした。

なんとなく使っていたのですね。

で、結果・・・“bad”という、that節を取らない形容詞を使って、間違った情報を発信していました・・・・

申し訳ありません・・・・勉強不足でした。

ですので、ここで、that節を取る、または取らない代表的な形容詞を書いておきます。

that節を取る代表的な形容詞

be動詞+形容詞 thatまで 訳し方
be sorry that~ ~をすまなく思う
be sure that~ ~きっと~だと思う
be afraid that~ ~ではないかと心配する
be glad that~ ~して嬉しい
be happy that~ ~であることが幸せ
be pleased that~ ~であることを喜ぶ
be satisfied that~ ~ということに満する
be proud that~ ~ということを誇りに思う
be ashamed that~ ~でることを恥じる
be sad that~ ~を悲しく思う
be disapointed that~ ~にがっかりする
be bored that~ ~にうんざりした
be tired that~ ~に疲れた
be angry that~ ~したことに怒っている
be scared that~ ~を怖がって
be surprised that~ ~ということに驚く
be certain that~ ~ということを確認している
be worried that~ ~を心配している
be thankful that~ ~ということを感謝している
be grateful that~ ~であることをありがたく思っている
be mad that~ ~をばかげている(狂っている)と思う
be confused that~ ~に困惑した
be scared that~ ~に脅えて
be frightened that~ ~にギョッとして
be terrified that~ ~を恐れて
be excited that~ ~に興奮している
be amazed that~ ~ということに驚嘆する
be confident that~ ~ということを確信して
be certain that~ ~を確実と思う
be positive that~ ~に間違いないと思う
be aware that~ ~ということに気づく
be conscious that~ ~を意識している
be anxious that~ ~だと心配している
be concerned that~ ~だと心配している

that節を取らない代表的な形容詞

形容詞 意味
difficult 難しい
easy 易しい
dangerous 危険
good よい
bad 悪い
useful 便利

どうしてかは分かりませんが、1つずつ覚えるしかないのが現状です。

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