前置詞 at, on, in,   の使い分け2 [場所編]

 

今回は、“ 場所 ”に使う前置詞 at, on, in, の使い分けを整理したいと思います。

 

この3つは「時」「場所」に使われることが多い前置詞なので、使い分けが難しいと言うことは、前回の記事で書いたとおりですが、

前回書いた「時」のほうがまだましな方で、「場所」のほうが使い分けが面倒だと思います。

 

その理由は、よりも「場所」の方が、話し手の感覚によってニュアンス変わることが多いからです。

 

“ 時 ”の場合は

at ”が時刻

on ”が日付曜日

in ”がそれより長い期間

 

と覚えておけばそれなりに使いこなせるのですが、場所の場合は、話し手の感覚次第で好きなように使える場面が多くなります。

 

“ at ”比較的狭い場所

 
busstation
 

at ”の基本イメージは、“ ピンポイント ”なので、ピンポイントな地点を表現するときに使います。

ですので、比較的狭い場所を表すとイメージしておけば良いと思います。

 

at home (家に)

at the bus stop. (バス停で)

at high school (高校に)

at UNIQLO (ユニクロで)

at the bakery (パン屋さんで)

at Shinjuku station (新宿駅で)

at the next corner (次の角を)

at the traffic light (信号機を)

at the central exit (中央改札口で)

at the information counter. (インフォメーションカウンターで)

 

学校バス停空港小さな店舗

 

もっと狭い範囲だと

曲がり角信号バス停建物内のピンポイントの場所など

 

地点と認識できる場所は“ at ”が使えます。

 

ちなみに、UNIQLOさんは、日本を代表する大企業なので、小さな会社ではありませんが、私は1つの店舗と言う意味で使わせていただきました。

 

ですので巨大なショップであれば“ in ”のほうがいいかもしれません。

 

“ on ”接触している場所

 
strawberry
 

on “の基本イメージは、“ 接触 ” ですので、「平面上」「線上」に何かが接触している時に使います。

 

平面的な何かに接触している“ 場所 ”って・・・あまりイメージがわかないかもしれませんが、机の上道路上壁に接触体に接触しているときなどです。

 

on the table (テーブルの上に)

on the floor (床の上に)

on the wall (壁に)

on the ceiling (天井に)

on my face (顔に)

on my hat (帽子を)

on the Toyoko line (東横線沿線で)

on Meiji Street (明治通り沿いに)

on the plane (飛行機に)

on the train (電車に)

on the bus (バスに)

 

何かの上にある、天井や壁に接触している体に接触している場合は“ on ”です。

 

また、平面上線上にある場合も“ on ”が使えますので、道路上や、通り沿い鉄道沿線、などによく使われます。

乗り物の場合は、大きな乗り物に使われる傾向にあります。

 

“ in ”建物などに囲まれている場所

 
hitogomi
 

“ in ”の基本イメージは、“ 範囲(何かに囲まれている) ”ですので、“ 場所 ”で使う場合は、周りが建物で囲まれていたり、人ごみだったりするときに使います。

 

in the box (箱の中に)

in my bag (バッグの中に)

in my room(部屋の中で)

in my house(家の中で)

in the station (駅の中で)

in Tokyo (東京に)

in Japan (日本で)

in the garden. (庭で)

in Marunouchi Building (丸ビルで)

in the shopping mall (ショッピングモールで)

in a taxi (タクシーに)

in my car (自動車に)

in the Sales Department (営業部に)

 

ショッピングセンタービルなどの“ 建物の中 ”や、などの“ 地域の中 ”それから、タクシー自動車小型船などの“ 狭い乗り物の中 ”で使えます。

 

inは、3次元的に何かに囲まれていれば使えるイメージですので、何かに囲まれていると感じれば、部屋でもにいる場合は使えます。

 

まとめ

 

前置詞が話し手の感覚で変わる場合は、相手のニュアンスを感じ取る際に必要となる程度です。

 

こちらから発信する場合は何の問題もありませんし、大きく意味が変わるわけでもないのであまり気にしなくて良いかも知れません。

 

まずは、基本イメージから、基本中の基本と考えられる使い方をマスターすることができれば、あとは自然に覚えていくことが出来るはずです。

 

時間の使い分けのように、時間の幅のような目安になるものが見つかれば覚えやすいと思いますが、場所の場合はあまり法則というものが見つかりませんが

 

各前置詞の基本イメージを覚えておけば、ある程度は使えると思います。

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