~が出来る状態「be able to」

 
hawaii
 

今回は、「~が出来る状態」を表現する「be able to」を勉強してみたいと思います。

 

学校では、be able to = can

つまり「be able to」は「can」に置き換えることが出来ると教わる場合が多いと思いますが、ネイティブはちゃんと使い分けています。

 

無意識で使い分けているネイティブが多いそうですが、裏をかえせば、「be able to」は「can」は別物と認識しているということだと思います。

ニュアンスの違いに関しては、アメリカ人に確認してありますので、まずはバックナンバーを読んでからこの記事に戻ってきてください。

 

バックナンバー ⇒ 「can」と「be able to」のニュアンスの違い

 

と言うことで、ニュアンスの違いを簡単に文字にすると

 

can = 出来る能力があるかどうか(自分でやる気になれば出来る)

be able to = 身体的にその瞬間出来るかどうか(今それをすることが可能な状態かどうか?)

 

このニュアンスの違いです。

 

また、1文中に“will”と“can”のような助動詞を2つ使えませんが、“To be able to”だと、“will”のような助動詞とも一緒に使うことができるということも分かりました。

 

では実際にどのような場面で使われているのかをみてみましょう。

 

I hope to be able to live Hawaii someday.    いつかハワイに住むことができる(状態)ことを願っています。

Hiro's so lucky to be able to work from home.   ヒロは自宅で仕事をすることができて(状態)とても幸運です。

Hiro's so lucky to be able to sleep until 10am every day.   ヒロは毎日10時まで寝ることができて(状態)とても幸運です。

※“to” の後ろは原形の“be”が正解!!

 

Hiro was able to run a full marathon of 42.195 kilometres for the first time.   ヒロは初めてフルマラソンを走る(状態)ことができた。

 

Are you able to speak now?   今話すことできる(状態)?

 

どれも、出来る能力について話しているのではなく、その状態にいられるかどうかを表現しています。

 

英語を勉強している私達は、

I can speak English. かもしれませんが、

 

最初のうちは

It’s frustrating not being able to express yourself fully in English.

ですね。

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