関係代名詞の「制限用法」と「非制限用法」

 
NewYork_Manhattan
 

関係代名詞には、「制限用法」「非制限用法(または継続用法)」があります。

この2つの違いはというと・・・

 

まずは例文を見比べて見ましょうか!!

 

[A]・・・I have a brother who live in NewYork.「制限用法」

[B]・・・I have a brother, who live in NewYork.「非制限用法(または継続用法)」

 

とりあえず、よく良く説明に使われてる形の例文でみてみますが、この2つの違いは

先行詞の後に「コンマ(,)」が付いているか無いかの違いです。

 

この2つを文法的に説明すると

 

[A]は、関係代名詞 「who」 の前の先行詞 「a brother」が特定の人、物・動物

[B]は、関係代名詞 「who」 の前の先行詞 「a brother」が特定の人、物・動物

 

と言う説明になるのですが、全然分かりませんね。

 

ありきたり説明ですが

 

[A]は「a brother」は、「ニューヨークに住んでいる兄(弟)が1人いる」ということなのですが、もしかしたらこの兄弟意外にもニューヨークに住んでいない兄弟がいるかもしれないという、何とも深読みが出来るニュアンスになっています。

 

対して、[B]は先行詞の後ろに「コンマ(,)」が置かれ、文章をわざと区切っていますね。

そのあとから、先行詞「a brother」の追加情報で後付けする形になっています。

 

コンマのところで一呼吸入れる感じです。

 

私は兄(弟)がいます、でその兄(弟)はニューヨークに住んでいます

 

「私は兄(弟)がいます」と言う英文に、「その兄(弟)はニューヨークに住んでいます。」という説明が後付されています。

 

つまりコンマで区切るとニュアンスが変わります。

 

[A]・・・私は(何人か兄弟がいるけど)ニューヨークに住む兄(弟)が1人いる。「制限用法」

[B]・・・私は兄(弟)がいる。その兄(弟)はニューヨークに住んでいる。「非制限用法(または継続用法)」

このぐらい変わります。

 

良く説明に使われてる例文を使ったのは、数があると理解しやすいからです。

これ、会話の中ではあまり変わらないというかコンマの部分は「一呼吸入れる」だけなので、口語でははっきり言って区別がつきません。

 

なので、私の場合あまり気にしなくてOK!!

ってことにしています。

 

だって、自分で表現するなら、関係代名詞使わなくても・・・なんていってたら屁理屈になりますでしょうか?

 

気にするなら

[B]は後付で先行詞を説明したいときに使うぐらいでいいと思います。

 

I have a brother...

And...

He lives in NewYork.

 

ネイティブがこんな感じで、一度区切りをつけて話したいときに使う場面を想像できれば一番です。

 

こんな感じでいいと自分に言い聞かせています。

 

面倒なんで・・・

 

テスト勉強用に記事読んでくれた人・・・すみません・・・用法が違うと全然意味が違ってくるような英文があるからこそ、用法が分かれているのですが・・・

 

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