仮定、条件を表す接続詞「If」

 
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今回は仮定条件を表す従属接続詞の1つ「If」について覚えます。

 

接続詞の「If」は「when」「because」と同じくらいよく出てきますので、理解しておかないと厳しいです。

 

接続詞「If」は「もし・・・なら~する」、「もし・・・の場合は~です」のような「仮定や条件」を表すフレーズのときに使います。

 

接続詞なので、当然2つのアクションを接続する役目をはたします。

 

とりあえずは例文をみてみます。

 

I’ll go to the park if it’s sunny .   もしも晴れたとしたら、(私は)公園に行きます。

 

I’ll go to the park. 私は公園に行きます。・・・【主節】

It’s sunny .   晴れ・・・【従属節】

 

の2つの文章を「If」が接続しています。

 

ちなみに主節とか従属節とかの名前は覚えなくていいので、「If」が付いている方、「if」が付いていない方とでも考えてください。

 

例文をみても分かるように、「もし晴れだったら、公園に行きます。」のように仮の話をするときに使います。

 

「If」は条件を説明していて、もし(仮に)その条件をクリアできたのなら、アクションを起こす感じです。

 

「もし~だったら」ということなので、当然未来の話になりますので、アクションを起こす文(主節)には「will」が入ります。

 

I’ll go to the park.   私は公園に行くだろう。

「will」は自分の意思を示す言葉でしたね。

 

ちなみに従属節(Ifが付いている方)に「will」は付きません。

 

【従属節(Ifが付いている方)】・・・現在形(条件を述べる)

【主節(ifが付いていない方)】・・・未来系(意思を示す)

 

ここが、“ If ”の特徴的な使い方なのですが、「If節は現在形を使う」と、覚えてください。

 

※従属節は、Ifが付いている方の節なので“ If節 ”と言ったりもします。

 

 

そしてちょっとややこしいのですが、【主節】と【従属節】はどちらが前でも後ろでもいいので、

 

If it’s sunny, I’ll go to the park. でもOKです。

 

つまり「If」は文頭に来てもOKってこと!!

というか、このような条件を表す接続詞はむしろ、文頭に来るほうが多いかもしれません。

 

ただし、この形にした場合(If)が先に来た場合は、【主節】と【従属節】を「コンマ(,)」で区切ることになっています。

理解できてしまえば簡単ですが、混乱する場合は例文をたくさん作ってみてください。

 

接続詞を覚えるときにオススメの方法は、2つのアクションを示す文をくっつけて英作する方法です。

 

まず2つの文を考えます。

 

今回は「If節」なので、当然「もし~だったら~だ」ということを述べる文にします。

 

例えば

 

もし高くないなら、それを買います。

という日本語を英作する場合は、まず2つの文を考えます。

 

It’s not expensive.   高くない

I’ll buy it.   それを買う。

 

これを「If」でつなぎます。

 

「If」は条件を述べる方につくので、「If it’s not expensive.」となります。

 

あとはこれを前にもってくるか?後ろに持ってくるか?だけです。

 

I’ll buy it if it’s not expensive. ・・・後ろの場合

If it’s not expensive, I’ll buy it. ・・・前の場合

 

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