「すべき」よりも「~した方が良いよ」くらいの意味が強い「should」

 
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今回は、「~すべき」と言う「忠告、提案」の意味で使われる助動詞「should」を勉強します。

 

「should」は中学校のときに「~すべきだ」という意味で覚えた人が多いと思います。

私もその中の1人でした。

 

学校では「忠告」や「提案」の際に使うと教わり、日本語訳で「すべき」だとちょっと上から目線というか、なんというかとても強い忠告のように感じていました

でも、ネイティブはそうは感じていません。

 

ネイティブは「should」を日常でガンガン使いますが、「should」を使われて提案されても誰も気分を害したりしません。

それは、私達日本人が思っていいるよりも、もっと「ソフトなニュアンス」だからです。

 

日本語訳にすると、「~した方が良いよ」ぐらいのニュアンスです。

 

「忠告」よりも「提案」のほうが近いと思います。

 

「助言」ぐらいにとッてもいいぐらい!!

少し「押し付けがましい」感じや、「あなた次第」だけどといった感じはあったとしても、決して上から目線でもないですし、かなりソフトな「提案」です。

 

英会話で「should」を使う場合は、このニュアンスを知っていると会話がスムーズです。

友人同士なら「can」よりも使えるかもしれません。

 

たぶんですが、私達の感じている「~すべき」は、英語にすると「警告」を表す「had better(~したほうが良い、しなさい)」のほうが近いんじゃないかなと思います。

 

もっと強制的な感じなので、年上には使えませんが、「すべき」に近い感覚で訳せます。

 

例えば

You had better take a few days off. (数日休まないとまずいよ。)

You should take a few days off.  (数日休んだ方がいいですよ。)

 

このぐらいのニュアンスだと思います。

 

あくまでも日本語にするなら、より近い表現と言うことになることだけ念のために言っておきます。

 

否定文の場合は「~しないほうがいいよ」となるだけです。

 

He shouldn't talk that loud. (そんなに大声で話さない方がいいって。)

 

「should」を使いこなせれば、かなり会話の幅が広がって楽しいです!!

 

ちなみに「should」は「shall」の過去形です。

過去形ってイメージ無いですよね。

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